この時期はたいてい、「寒い」よりも「風が強い」で心が折れる。
今日も風があるかなー、やだなーと走り出してみたら、
「あら無風。」
無風でムフフ。タイトルを思いついてしまったからには書くしかあるまいw。
たいてい、ジョギングコースを作るときは西に向かってスタートして、東に折り返すようにしている。こうすると、冬場はほとんどの場合帰りが追い風で楽ちんである。
ときどき、風向きが逆になる時がある。これはほとんどの場合、季節の変わり目。春が近いんだなと感じる瞬間だ。
たいてい風は吹いているものだけれど、朝方とか、本当にめったにないことだけど、全く無風の時がある。キーンと、耳鳴りがするくらい、空気の動きが止まるのだ。
僕の住む群馬には海はないけれど、ときどきこういう「凪(なぎ)」に出会うと感動する。そんなときは誰もいない道端で、ひとりムフフとニヤニヤしてしまうのだ。
そうこう言っているうちに、また冷たい風が吹いてきた。心の中も、追い風、向かい風、いつも風が吹いている。たまには無風になりたい。